ローゼンメロディ。

 馬鹿ゆりねがマイメロとローゼンの二重更新を目論んで打ち出したもの。

 結構、お気に入りなのです。

 

 

 

 

 

 今、マリーランドでは、花がどんどん枯れていってます。

 マリーランドの野生の花は、マリーランドを支えるとても大切なもの。

 一つ一つが陽の力を放射していて、気候を温暖にしています。

 

 マリーランドは昔から良い土地という訳ではありませんでした。

 嵐がよく起こり、洪水もしばしばで、国の人達は何時も大変な思いをしていました。

 人々は、魔法使い達に期待を寄せていました。きっと何時か何とかしてくれると。

 長く掛かりましたが、人々の願いが叶う日は来ました。

 今までに例を見ない力を持ったロゼニアという魔法使いが、

 陽の力を生む花を創りだしたのです。

 国の人達は、それを増やして国のあちこちに植えました。

 触れれば温かいその花の平原は、上昇気流を生み、寒気と嵐を遠ざけて、

 何時も春の日のような穏やかな世界を作りました。

 

 その花は、その花の力の源は、実は、

 わたし達人間の世界にあるのです。

 

 わたし達の夢が、その花に力を与えているのです。

 

 幾らロゼニアといえども、何も無いところから陽の力を生む花は創れませんでした。

 同次元に存在する人間界と繋げる事で、ようやくできた花なのです。

 

 人間界に、夢が減っています。

 

 歌ってあげれば元気になるその花達ですが、

 とてもおいつかない速度で人間達が夢を無くしているのです。

 だから、マリーランドの花が枯れてゆくのです。

 

 王様は、国の未来を案じて、ロゼニアの直系子孫の魔法使い二人を、

 人間界に送る事にしました。

 

 一人はクルミ。黒夢の調停者。

 夢を叶える力を発する杖を継承する子。ちょっと性格がきついです。

 もう一人はマイメロ。白夢の調停者。

 悪しき夢を抑える力を発する杖を継承する子。ちょっとぼーっとしてます。

 担う力の関係から、どちらかだけという訳にはいきません。

 仲が良い二人と言えなくても、二人一緒に送らないといけないのです。

 王様はちょっと不安でしたが、意を決して二人に任せる事にしました。

 

 クルミが最初に出会ったのは夢がなさげな柊恵一。

 マイメロが最初に出会ったのは柊恵一に御執心の夢野歌。

 

 さてさて…どうなりますやら。

 あとの話は皆さんが考えて下さい(ぇ

 

 

 

 

 以下、擬人化追加分(笑

 

 

 ピアノ(ひつじ)さん。マスターは美紀ちゃん(笑

 さらっととんでもない事を言ったりしでかす子。

 ツッコミを入れると「めぇ?」なぁんて、ともかく惚けやがります。

 雛苺、まんまパクってるヨ〜。

 

 

 フラット君。マスターはもちろん小暮君。

 何かいろいろおせっかいというか人の恋路に煩いです。語尾は「ですよー。」とか。

 ローゼンメロディですから設定変えまくり、男の子も出ますよ(何

 そもそもみんなちび人間設定? うう〜ん…そのあたりどうしようかしら〜。

 

 

 

 なぁんて、しないと思いますけど、期待しないように(笑